
珍しくタイトルが真面目な感じになっちゃいましたw
さて、子どもがサッカーをやりたい!となると大体の場合、少年団や部活、クラブチームに入って監督やコーチに指導してもらうことになりますね。
サッカーは自由なスポーツとはいえ、ある程度のセオリー的なものがあってそういったものを教え込まれるわけですが個人的に「ん??」と思うことを挙げていきたいと思います。
@トゥキックは使うな!←ん??少年時代多くのプレイヤーが一度は注意を受けると思いますw
コーチ曰く、トゥキックはコントロールがないのでシュートはインステップで打ちなさい。とのこと。
しかしトゥキックってめちゃめちゃ便利なキックです。
敵の密集地帯から抜け出すために使ったり、シュートモーションがインステップに比べて速いので不意に使うと敵は反応しきれずに簡単にゴールを取れたりします。
天才ロナウジーニョはトゥキックで敵が反応できないパスを出しまくっていましたし、
ブラジルの怪物ロナウドもゴール前に抜け出してからのトゥキックからのフィニッシュは本当に上手かったです。
2002年のW杯もトゥキックでカーンからゴールを奪いブラジルを優勝に導いています。
コートの狭いフットサルだとトゥキックの重要性はさらに高まり、もはや必須スキルだと思います。
インサイドやアウトサイドの練習はさせるのに、トゥキック禁止っておかしくないでしょうか?
コントロールがないなら練習すれば確実にアップします!
短い距離で弱いキックから練習していけば良いと思います。
トゥキック含め、いろいろなキックの感覚を身につけることは大切だと思いますよー。
A走れ!走れ!走れ!!!←ん??たまにめちゃくちゃ走らせるコーチとかいますよねw
陸上部より走っているんじゃないかとかw
確かに走るのことはめちゃめちゃ大切ですし体力がなかったら何もできません。
しかし限りある練習時間を自主練でも何でも補えることに使うのはもったないですね。
とくに小学生〜中学生の頃って、やればやっただけどんどん技術が吸収されます。
ボールタッチの練習やミニゲーム等で頭も使う練習をばんばんやらせて神経系を鍛えた方が良いと思います。
この頃に身につけた能力はずっとその子に残ります。
あと試合中にあまりにも走りすぎると疲労でパフォーマンスは落ちます。
がむしゃらに頑張るののも良いですが頭を使って頑張りどころを見極めるちからも必要ですね。
当たり前ですが、走ることが目的ではなく、勝つことが目的ですよ!
B試合はみんなで座って応援すること←ん??何十人と人数の多いチームだと、A,B,Cというふうにチーム分けされ他のチームが試合をしている間はみんなベンチで応援させられたりします。試合を見ることも大切ですが、毎回毎回見る必要はないと思います。
座ってるくらいならボールタッチの練習でもしているほうがその子のためになると思います。
一試合約40分くらいですから中学3年間とか通してみたらすごい時間ですもんね。もったいない!!
試合はボール触りながらチラ見するくらいで良いと思いますw
C変なプレーをすると怒られる←ん??変なプレー(笑)や自分勝手なプレーをすると、サッカーはチームスポーツなんだから!と怒られますね。
本当に大事な試合とかならわかりますが、練習やミニゲームでも同じように怒るのはどうなんだろうと思います。
少年サッカーのコーチは子どもたちに自発性が大事と教育しますが、その自発性は日常生活では役に立つかもしれませんが、サッカーのプレーの自発性は養われているでしょうか?
子どもが「新しいフェイントを試したい」「こんな動きをしたらどうなるかな」「自分のドリブルは知らない相手にどれくらい通用するのかな」とか思ってもそれらを気軽に試せる機会がないです。
コーチは一切口出しせずに子どもたちに任せてみて適当にプレーさせることも時には必要だと思います。
遊びと真剣の繰り返しが大切です。
試してみたいけど怒られるからやめておこう。こういうふうに子どもが思ってしまったら、たぶんつまらないし、プレーの発想力、自分で考えトライアンドエラーを繰り返して技術を身につける自発性が養われません。
上手い子だけでなく、すべての子が自分を試せる機会を設けるべきだと思います。
そういう点では怒る大人のいない遊びのサッカーはめちゃめちゃ為になります。
個人的にこの点が日本人の性格もあるでしょうが、個人の力で点の取れるストライカーやファンタジスタやクラッキが海外に比べ少ない原因だと思います。(日本は足下の技術だけならトップレベルとよく言われていますね。)
香川選手や柿谷選手のようなファンタスティックな選手がこれからもっと増えてほしいですね!
長くなりましたが、まあ楽しくサッカーできたらいいですねw